RO水と水道水の違いを色で確認
電気分解テスト
プラスとマイナスの鉄棒とアルミ棒を水の中に入れて通電させることにより、電解物質を電気分解することができます。それぞれの鉄棒、アルミ棒が陰イオン・陽イオンと反応して化合物として水の中の不純物と付着することによって固形物そして浮かび上がらせたり色を変化するなどの反応を見ることができます。テストする場合は比べる2つの水を用意して比べることができます。今回は水道水とその水を逆浸透膜浄水器で浄水した純水の2つで実験していきたいと思います。

ステップ①
逆浸透膜浄水器の純水と水道水を用意!
このテスターでは同時に2つの水をテストできるので、差をみるのにとても便利なテスターです。テストした後はそれぞれの電極をしっかりと洗浄して汚れが残らないようにしないと正確にテストできないので注意が必要です。

ステップ②
左が世田谷区(ベラスアクア事務所)の水道水で右が純水です。純水を入れる容器はなるべく綺麗で汚れていないものを用意します。

ステップ③
それでは5分間ほど通電させていきます
もちろん最初はどちらも無色透明!時間が経つごとにドンドン変化していきます。

ステップ④
およそ1分ほど経過。すでに水道水は気泡とともに色が付き始めています。純水は変化がほぼありません。

ステップ⑤
およそ3分ほど経過。水道水はより色が濃くなり、反応して結合した物質が出てきています。純水はいまだほとんど変化がありません。

ステップ⑥
5分経過しテスト終了!二つの水を比較してみましょう
水道水はその不純物の分だけ反応をおこし、色もすごく濃く、付着した物質も多く浮き出てきています。純水は若干の黄ばみはあるものの気泡も物質的なものもありません。

ステップ⑦
その差は歴然!
検査した水道水を近くで見るとよりわかりますね。ただよく勘違いされてしまうのは、実際に目に見えなかった汚れや不純物が浮き出てきたわけではなく、鉄棒とアルミ棒の電気分解により不純物に付着して色が付いているということです。その濃さや色の種類で水道水の中の不純物を見るというテストになります。