RO水と水道水の違いを数値で確認
TDSメーター
逆浸透膜浄水器の水質を計測する場合に最もよく使用される機器で、水の中の不純物の量を数値(ppm=parts per million=100万分の1の意)で見ることができます。水の中で通電させると、不純物を介して電流が流れていきます。その電気伝導率をメーターの液晶に表示させます。逆浸透膜浄水器で造った純水であれば、不純物がほとんど含まれていないため、通電しても電流が流れていきません。そのため、ppmの数値は低く表示されます。逆に水道水であれば、水の中に不純物が多く含まれているので、通電すると電流が多く流れていきます。そのため、ppmの数値は高く表示されます。その差で除去率を見るというテストになります。

ステップ①
実際に浄水器の水と水道水を計測!
計測場所はベラスアクア事務所がある東京都世田谷区の水です。逆浸透膜浄水器はシンク下に設置されていて、専用の蛇口が立ち上がっているのでそこから水を取ります。

ステップ②
まずは水道水から計測していきます。TDSはいろいろな種類がありますが、基本的にはよく洗浄したキレイなコップで水を図っていきます。ちなみに水道水の全国の平均は100ppmと言われています。

ステップ③
水道水は98.2ppm!
世田谷区(ベラスアクア事務所)の水道水はほぼ全国の平均値と同じ値を示しました。

ステップ④
逆浸透膜浄水器の純水は?
水道水を計測した後は、TDSメーターと使用したコップをしっかり純水で洗ってから計測してください。不純物が機器やコップに付着していると正確に計測できないので要注意です。

ステップ⑤
純水は4.5ppm!除去率約95%!
この二つの水の数値を見ると分かるように、水道水(98.6ppm)を逆浸透膜浄水器で浄水すると、不純物の約95%を除去し、しっかりと純水に出来ていることがわかります。ちなみに純水は10ppm以下とされています。TDSメーターをしっかりと純水で洗い、電源を切ってから保管してください。電池が残り少なかったり汚れが付着していると正確に計測できない場合があります。